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ヨモギの天ぷら

執筆者の写真: Kohshi
Kohshi
10月4日
読了時間: 6分

ヨモギの天ぷら



〈材料〉

ヨモギ

片栗粉

薄力粉


米油

塩

水








〈作り方〉

ヨモギの天ぷら

ヨモギを摘みに行きます。

車の排気ガスや除草剤の使用、

ペットの散歩道などは要チェックです。

農薬を使用している可能性のある田畑の近くも避けましょう。





ヨモギの天ぷら

ヨモギは40種類以上国内に存在しています。茎が赤くて細い春ヨモギが私の好みです。








ヨモギの天ぷら

摘む時に周りの草を巻き込んで採取してしまうことがあるのですが

その場で選別しておくと持って帰った後の処理が楽です。







ヨモギの天ぷら

水でよく洗います。

天ぷらにする場合はアク抜き不要です。(アク抜きの方法も後で紹介します)







ヨモギの天ぷら

油は米油を使いました。


三和油脂 みづほ 米油900g







ヨモギの天ぷら

野草はやっぱり海の精でしょ笑


海の精







ヨモギの天ぷら

薄力粉と片栗粉少々入れています。水を少しずつ加えて粘度を調節してください。ここに味噌を加えてみるのもおすすめです。







ヨモギの天ぷら

菜箸でヨモギを挟んで形を整えて

衣の量も調節します。









ヨモギの天ぷら

放射温度計があると便利です。

いつも180℃程度で食材を入れます。


A&D 放射温度計 AD-5617





ヨモギの天ぷら

音が少し高くなったら取り出します。塩を振りかけて食べました。








↓アク抜きの方法

ヨモギの天ぷら

たっぷりの水に塩を入れて沸騰させてから野草を入れます。









ヨモギの天ぷら

野草の色が鮮やかになったら沸騰させたまま取り出して水にさらします。








ヨモギの天ぷら

絞って細かく切ってからジップロックに入れて冷凍保存します。使いたい時に千切って使えます。








ヨモギの天ぷら

アクが出るとこのように水が濁ります。









ヨモギの天ぷら

アク抜きしたい野草がまだ残っている場合、いちいち水を捨てなくても沸騰させたまま塩を入れて追加の野草を入れればアク抜きできます。








私自身が感じている野草の最大の魅力はお金は健康に良いを覆すポテンシャルを秘めているところです。


お金があれば、質の良い食材や質の良い環境で生活ができるはずですし、良質な医療も受けることができます。

お金持ちの人すべての人に当てはまるわけではないですが、間違いなく健康に良い選択肢は増えますよね。


野草は知識と場所さえ知っていれば、無料で手に入る食料にもなるし、薬効作用もあります。

野草は私たちの身近なところで見つけることができ、生命力がとても強く、どこにでも生えてきます。



今、そしてこれからの日本人にとって野草は知っておいた方がいいことなんじゃないかなと思っています。


日本の食糧自給率は1965年では70%以上でしたが近年では40%程度になっています。

半分以上を輸入に頼っているということですね。


最近の日本では地球温暖化や異常気象の問題、火山の噴火や地震などの自然災害により野菜が不作となり価格が高騰することが多くなっています。

少子高齢化で農業人口やGDPも減少し、国の購買力も低下してきています。

世界的にも、環境問題、人口増加、食糧問題などが深刻化している状態です。


今日本で食べ物で困っている人はかなり少数だと思うのですが、多くの人が食べ物で困る時代はいつか来るかもしれません。

世界規模で野菜などの作物が不作になってしまった場合、お金をたくさん持っていたとしても手に入れるのが困難になってくる可能性もあると思います。


異常気象などが続くと野菜は不作となり、価格も高騰しますが、野草は異常気象が続いても元気に生えてきますし、無料で手に入れることができます。

知識と場所さえ知っていれば、野草を生活に取り入れることができるようになります。



しかし、野草は昔に比べると建物や舗装された道路が増え、採取できる場所が減ってきています。

生えてくる野草はほとんど全て雑草とみなされて邪魔者扱いされて、刈り取られたり除草剤を撒かれることも多いと思います。


昔の日本人は、野草を食料、お茶、薬、織布、染め物、装飾など様々な利用方法で生活に取り入れていました。

江戸時代の生活の楽しみの一つに「摘み草」があります。

野菜の栽培が本格的に行われるようになるまでは春の初め頃に食用となる野草や山菜を採集することが行われていました。

摘み草は野草を摘んで食用にする目的以外に人の多い江戸の街を離れ、自然の中でリフレッシュするという目的もあったようです。


それから江戸時代には地震や洪水、火山の噴火、天候不順などが起こり享保、天明、天保の三大飢饉がありました。

そんな時に天候などにあまり影響を受けない野草や山菜は貴重な食料となっていました。


一般的な農作物が不作の時でも成育して比較的良好な収穫を上げられる作物や自生する植物で飢饉の際に食糧になるものを救荒食品または備荒食品といいます。

救荒食品の知識の普及と備蓄を勧める目的で、江戸時代の1783年には「飯粮集」、1802年には「かてもの」が発行されました。


そこには家老を中心に医師たちの手で文献や体験を頼りに約50科144種にもおよぶ救荒植物とその具体的な調理法などが書かれていて、飢饉に備えるために米沢藩、今の山形県の農民や町民に配られていたそうです。

"かてもの"が発行されてからおよそ30年後の1833年には天保の大飢饉が起きましたが領内において一人も餓死者を出さなかったと言われております。

その後も天災にともなう凶作や飢饉の度に「かてもの」を頼りに食料を確保していたそうです。


野草のルーツは江戸時代よりはるか昔になりますが、このように日本には古来より引き継がれてきた野草文化がありました。

しかし、それらは戦後に西洋医学やアメリカの食文化に切り替わってしまっています。

食糧難が懸念されている現代において野草はもっと注目されてもいいはずだし知識として備えておいてもいいんじゃないかなと思います。



野草は栄養素が豊富でビタミンやミネラル、カルシウム、酵素などが野菜よりも豊富に含まれていることが多いです。


最近では有機栽培や自然栽培などの野菜が注目されることが多くなっていますが、野草はそもそも無農薬、無肥料ですよね。

一般的なスーパーなどで売られている慣行栽培の野菜は農薬や化学肥料などで汚染され、F1種がほとんどになっています。

その結果、野菜の形は膨らむけれど、栄養価は落ち生命力の乏しい野菜が多くなっています。


“新型栄養失調”で一般的に言われている原因は偏った食事や野菜不足などですが、慣行栽培の問題や自然環境の変化なども現代における様々な心身の病気の増加に関係していると考えられます。

消費者が安さを求めた結果の慣行栽培ならば、栄養価が豊富で無農薬、無肥料でしかも無料で手に入る野草はぜひ生活に取り入れてみて欲しいなと思っています。



実践的な話をしていこうと思うのですが、実際に野草を採取する際にはいくつか注意点があります。

まず、できるだけ自分がよく知っている場所で採取してください。

車の排気ガスや除草剤の使用、ペットの散歩道などは要チェックです。

農薬を使用している可能性のある田畑の近くも避けましょう。


あと、毒草には注意してください。

図鑑などで調べて確実に判別できる物だけを採取してください。

このような野草の図鑑や自然療法の本に野草の写真や特徴などが書かれています。

インターネットの情報も活用してください。

それから、採りすぎにも注意をして欲しいです。

乱獲したり根っこから取るとその植物が根絶やしになってしまいます。

最悪の場合、来年同じ場所で同じ野草が採取できなくなってしまうかもしれません。

 
 
 

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